ワークライフバランスを重視した社員教育とは

先輩社員自らが実践する

少し古いサラリーマンの価値観では、どんなに生産性が低くても、夜遅くまでオフィスに残っている社員に対して先輩社員が「あいつは頑張っているな」などとエールを送ることが多いですよね。 しかし昨今は高度成長期の時代のような余裕はなく、仕事も横や縦とのつながりを意識している暇がなくなっています。伝統を守ることよりも、目の前の成果を出すことに精一杯なのが現状です。 そうした中で、先輩の社員が新人に対し、どのようにして「企業にとって良い習慣」を教育する方法はあるのでしょうか。実はこれは簡単なことです。それは先輩社員が「営業時間内に結果を出す」という姿を新人に見せ続けることです。そうすることで、ワークライフバランスの取れた生活をするためには、どれだけ生産性を上げる必要があるのかを、無意識の内に教えることができます。

残業を抑えることで生産性が上がる

先輩社員が残業を悪とする態度を徹底することで、新入社員も遅くまで仕事をすることによって「ガッツ」などという曖昧な指標で褒められることがないことを理解します。そしてなるべく時間内に終わらせようと考えることで、自分のできる範囲の仕事を徐々に理解してきます。そうすることで、新入社員の自発性が磨かれ、結果的には教育のコストが下がるのです。 そうしてワークライフバランスの取れた勤務体系が職場全体でキープされると、職場の雰囲気も良くなり、全ての社員がオンとオフの切り替えができるようになります。これは現場の好循環につながり、結果として企業全体の業績も上向くのです。 よって、全ての企業がまず行うべき社員教育は「残業は悪である」という概念を徹底的に植え付ける、ということになります。

新人研修は、従業員の仕事上の問題点を解決することはもちろんのこと、日々の業務に対するモチベーションを高めるうえで役立ちます。